企業によるイーサリアムの長期買い増しが明らかに
マイニング企業のBitmineが、過去14カ月にわたってイーサリアム(ETH)を買い増し続けていることが分かりました。同社の保有するイーサリアムは、全資産の約5%を占めるまでになっており、イーサリアムの価格が2,500ドルを上回るタイミングでこの動きが注目を集めています。
マイニング企業とは、仮想通貨のネットワークを支える計算作業(マイニング)を専門に行う会社のこと。通常はビットコインなどを採掘して収益を得ますが、Bitmineのように採掘した資金で他の仮想通貨を購入する企業も増えています。
なぜ企業がイーサリアムを買い続けるのか
Bitmineの動きは、仮想通貨業界における「企業の長期保有戦略」の一例です。一般的に、マイニング企業は採掘した仮想通貨をすぐに売却して運転資金に充てることが多いのですが、一部の企業は将来の価値上昇を見込んで保有資産として積み上げる戦略を取っています。
イーサリアムは、スマートコントラクト(自動で実行される契約プログラム)の基盤となるブロックチェーンとして、多くのアプリケーションで利用されています。企業がイーサリアムを買い増す背景には、こうした実用性や将来性への期待があると考えられます。
たとえるなら、農家が収穫した作物の一部をすぐに市場で売らず、種として保管して来年の収穫に備えるようなもの。Bitmineは短期的な利益ではなく、中長期的な資産形成を目指していると言えるでしょう。
初心者が知っておくべきポイント
このニュースで注目すべきは、企業が一定期間にわたって計画的に買い増しを続けているという点です。価格が上がったから買う、下がったから売る、という短期的な動きではなく、14カ月という長期間にわたって継続している点が重要です。
ただし、企業が買い増しているからといって、それが必ずしも価格上昇を保証するわけではありません。市場には多くの要因が影響しますし、企業の戦略が必ずしも成功するとは限らないからです。
仮想通貨に関心を持つ初心者の方は、こうしたニュースを「企業の動向を知る情報」として捉えつつ、ご自身の判断材料の一つとして参考にするとよいでしょう。
出典: Cointelegraph
URL: https://cointelegraph.com/news/bitmine-eth-holdings-5-percent-ether-price-breakout
本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。